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横山です イベント報告【神雷テロワールツアー】

イベント 2016.09.25

先週の日曜日9/18に、お客様・スタッフ総勢約40名で、神石高原まで行って参りました。
何しに行って来たかって?、そう、その名も「神雷テロワールツアー」という企画でございました。

「神雷(シンライ)」を醸す三輪酒造様は、創業享保元年(1716年)で今年300周年を迎えました。県内でも三番目に古い歴史を持つ蔵元です。そんな神雷・三輪酒造と大和屋との出会いは、実はまだ6年前です。現在では第十五代蔵元となった三輪裕治さんが、サラリーマンを辞めて実家へ帰ったばかりでした。父親である第十四代蔵元・三輪節雄さんから声が掛かり、実家へ帰ったわけです。
しかし、当時の三輪裕治さんは、世が世なら絵描きかミュージシャンになりたかったような、少し浮世離れしたところがあり、とは言え自分が実家に帰った以上は・・・、と奮起して酒造りに没入し始めます。

そんなときに、裕治さんは大和屋のドアを叩いてくれました。親父の代までは桶売りを続けていた業容でしたが、ちゃんと「神雷」と名の付く酒に精魂込めて育て造り売っていきたいと。広島県内でも無名に近かった「神雷」を軌道に乗せるには、最も近くて最も大きな広島市内というマーケットに参入しなければならないと、だから僕は大和屋さんの力を借りたいと訪ねてくれました。

お付き合いが始まり、一年弱の2011年4月に、今回と同じようなテロワールツアーを行いました。我々大和屋のスタッフも10名程度参加しましたが、みんな三輪酒造に行くのが初めてという、我々にとっても出会いと学びの場でした。そして、5年前に一緒にご参加くださったお客様が今でも熱く神雷のファンで居続けてくれていることも、ありがたい話です。

この5年の間に、三輪裕治さんは代替わりで蔵元に就任し、5年前は「店長」という肩書だった弊社の大山晴彦も「社長」になるという、時代の移り変わりを経て来ましたが、出会った頃の熱き思いはお互いにぶれることなく、より熱くなり現在を迎えているように思います。

前段がえらく力が入ってしまいましたが、今回も楽しくかつ有意義な時間を過ごすことが出来たのでは思っております。5年前とは変化したこともある、変わらないこともある、すべてはより良きお酒を造るためにやっていること。
片道2~3時間の道のりを皆様と一緒に過ごし、現地滞在時間は3時間という弾丸ツアーでしたが、蔵内の見学や試飲、そのあとBBQしながらのお食事会、最後には創業300周年御祝で鏡開きをご披露させて頂き、とっても中身の濃い一日でした。

とにかく『神雷』、春も夏も秋も冬も、朝も昼も夜も、みんなで『神雷』をメチャクチャ可愛がってあげてください。

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